Rosa Blanca Blog

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消えたおでん鍋

アルミとステンレスと鉄でできた鍋の山を切り開き、

同じような形、大きさのものは処分し、普段使っていないものも処分して、

たった数時間で

 

「なんということでしょう。

すっかり、整理整頓されて使いやすさバツグンのキッチンに大変身したではありませんか」

というセリフが聞こえてきそうなほど、

スッキリ使いやすい収納計画をコンプリートしたのだ

 

 

 

きっと、退院したら母も感動するに違いないわ。

早く見せてあげたい!このスッキリとしたキッチンを!どや!

 

 

と、ひとり悦に入っていた私。

 

「わ~!すごくスッキリして使いやすい!」

「ほんとありがとう、私ではできなかったわ~」

「大変だったでしょう」

と、感謝と労いの言葉を発した母。

 

母も私も満たされて

めでたし、めでたし、、、、

 

 

、、、のはずが

それから数日後

 

「あの鍋はどこにやったの?」

「あれも捨てたの?」

「あの四角いおでん鍋は?」

 

 

いや、四角いおでん鍋って。

 

「普段、おでんを作るとき丸いので作ってたやん。」

「そうだけど、でも四角いのもいるの!」

 

 

四角い鍋なんて使ってなかったはずなのに。

 

 

 

そうして母は

また、新しい鍋をいくつか買ったのだ。

 

 

 

 

なぜ、鍋を溜め込んだのか

後日、何気なく聞いてみた。

 

「鍋が少ないとそんなに嫌?」

 

 

それは祖母(義理)のせいだった。

 

祖母(義理)が物でも食べ物でも潤沢にあることを良しとする女性で、

ちょうど良い数や量だったとしても、目に見て余るほどないと

母は祖母に怒られていたらしい。

きっと祖母も戦時中に食べるものがない経験をしていることもあるのだろう。

そのせいで、

 

「たくさん備えておかなければならない」

 

という祖母の価値観が母自身の信念として育ってしまったのだ。

 

 

話をする母の目にはうっすらと涙が滲んでいた。

 

その涙の理由はあえて聞かなかったけれど

母も私も、鍋を溜め込む本当の理由を知れて、理解できたこと。

そして

本当に必要ならまたいつでも手に入れられることを確認してからは

鍋の数は増えていない。

 

たまに欲しくなることもあるけれど

 

「今買わなくても、いつでも手に入るんだ」

 

と思えるようになったことで、とても気持ちが軽くなったそうだ。

 

 

 

 

鍋の山から見つかった大切なもの

世間にはたくさんの収納法や整理整頓についてのノウハウが溢れている。

自分で決断して、自分の手で捨てることが大切なのだそうだ。

 

だけど、決断するエネルギーや、片付ける体力が衰えている私たちの親世代には

それができない。

テクニックで片付けるのは悪くはないが、

それにハマらない母のようなタイプの人は

結局は元の状態に戻ってしまう。

 

なぜなら、理由は別のところにあるから。

 

 

本当の理由を理解するには、まず聞いて、そして知ること。

 

そして

説得するべきは、

整理整頓したキッチンがいかに快適であるかということではなく、

なぜ、使いもしない鍋が無いと不安に感じるのかを理解してあげることだった。

 

モノを整理するのを目的にするのではなく、

そこに住む人の心が整理され、満たされているかどうかを大切にしたいと思った。

 

 

 

 

「消えたおでん鍋」前編

 

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